スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
公開: --年--月--日, カテゴリ: スポンサー広告

RCOファイルの構造(14) system_plugin_bg.rco

system_plugin_bg.rcoはXMBの背景(Back Ground)に関連したリソースファイルである。背景は『設定』カテゴリの『テーマ設定』で設定することができる『標準テーマ』、『クラシックテーマ』、『カスタムテーマ』、『壁紙』で適用される背景全般のことを指し、また『クラシックテーマ』適用時の背景ウェーブ(モデルデータ)もこのRCOファイルに保存されている。イメージデータ・テキストデータは存在せず、ObjectTree要素内もすっきりしていて分かりやすい構造をしている。

XML構成

基本ツリー構成


MainTree name="system_plugin_bg"
  ├ ModelTree
  └ ObjectTree

5.00と5.50の相違点

無し

ObjectTree要素


ObjectTree
   ├ Page name="page_default_theme"
   │   └ Plane name="default_theme_plane"
   ├ Page name="page_default_theme_3D"
   │   ├ ModelObject name="default_theme_model"
   │   └ Group name="camera_target"
   ├ Page name="page_default_theme2_3D"
   └ Page name="page_wallpaper_theme"
       ├ Plane name="wallpaper_theme_plane"
       └ Plane name="wallpaper_theme_cover"
"page_default_theme"
テーマ設定の『標準』及び『クラシック』の設定時に有効になる。子要素である Plane name="default_theme_plane" が背景となり、背景カラーである01-12.bmpと13-27.bmpが適用されている。
"page_default_theme_3D"
テーマ『クラシック』設定で表示される。ウェーブのオブジェクトが配置されている
"page_default_theme2_3D"
テーマ『標準』設定で表示される。ウェーブのページで子要素は無い。
"page_wallpaper_theme"
このページはテーマ設定の『カスタムテーマ』及び『壁紙』の設定時に有効になる。子要素である Plane name="wallpaper_theme_plane" が背景となり、設定された壁紙が適用されている。
もう一つの子要素である Plane name="wallpaper_theme_cover" の方はデータ削除時などの背景に反映されている。

その他

標準ウェーブとクラシックウェーブの違い

標準ウェーブ
標準ウェーブの参考画像(PNG形式, 480x272px)
『設定』 → 『テーマ設定』 → 『標準』を選択すると背景に表示される。paf.prxファイルを編集することで動作や見た目を変更することができる(後述)。
クラシックウェーブ
クラシックウェーブの参考画像(PNG形式, 480x272px)
『設定』 → 『テーマ設定』 → 『クラシック』を選択すると背景に表示される。system_plugin_bg.rcoファイル内に画像データが保存されており、それを編集することで見た目を変更することができる。

デフォルトウェーブの動作の設定

paf.prxファイルで細かく設定されているので、これを弄ればいろいろと変更する事が可能。Descramblerで抽出した部分を変更する。変更できる項目はかなり多く、また数値を少し変えただけで大きく変化するので試すときは少しずつ変えた方がいい。

デフォルトウェーブを非表示にする方法

onInit="event:native:/page_default_theme2_3D_onInit" でデフォルトのウェーブのを表示させており、この記述を削除するとウェーブが表示されなくなる(参考: Rcomageガイド: XML編(その4) | 記事コメントより)。

クラシックウェーブの変更方法

system_plugin_bg.rcoファイル内にTGA形式で保存されている。これの変更方法は複数あり、RCO Editorを利用する方法については5.50のウェーブモデル(クラシック)のカスタマイズ | みひぽんの気まぐれブログが参考になる。

現在ではCTF Tool GUIのスタイル変更機能を利用するのが一番手軽にできる。詳細はCTF Tool GUI v4.0 full version - OMGファイルのスタイル | 藍色通信を参照のこと。また、v4.3では新しくウォータータイプのスタイルも追加されている(CTF Tool GUI v4.3)。

01-12.bmpと壁紙の要素について

テーマ『標準』で背景に表示される01-12.bmpと『壁紙』設置時の背景はそれぞれPlane要素で指定されている。詳細は以下の通り。

01-12.bmp
Page name="page_default_theme" の子要素 Plane name="default_theme_plane"
壁紙
Page name="page_wallpaper_theme" の子要素 Plane name="wallpaper_theme_plane"

これらは、それぞれの属性値を変更することで表示サイズ・座標・色情報などを変更でき、onLoad属性に値を指定することでAnimation要素によるアニメーション制御も可能。以下にアニメーションのサンプルを示す。

<!-- 記述はRcomage v1.1.1に準拠 -->
<Animation name="blink-background">
    <Recolour object="object:default_theme_plane" duration="10000" accelMode="0" red="1" green="1" blue="1" alpha="0"/>
    <Recolour object="object:wallpaper_theme_plane" duration="10000" accelMode="0" red="1" green="1" blue="1" alpha="0"/>
    <Delay time="10000"/>
    <Recolour object="object:default_theme_plane" duration="10000" accelMode="1" red="1" green="1" blue="1" alpha="1"/>
    <Recolour object="object:wallpaper_theme_plane" duration="10000" accelMode="1" red="1" green="1" blue="1" alpha="1"/>
    <Delay time="10000"/>
    <FireEvent object="anim:blink-background"/>
</Animation>

このアニメーションは01-12.bmpと壁紙を10秒おきに非表示 → 表示処理をくり返す。

公開: 2010年12月14日, カテゴリ: RCOファイルの構造